不妊と現実
希望は持ちたいけど、可能性の低い賭けに現実が見えなくなることは避けたい。
今月も同志が夢を掴み取り、卒業していきました(祝)
当然祝福の気持ちしかない。
不妊が長いせいか自分のことで精一杯で同志の卒業を喜べないという気持ちは起きない。(一方で芸能人の妊娠のニュースとかはあまり聞きたくないけど)
(友達だけ志望校に受かったけど自分はだめだったって状況とも似てるようで全然違うし)
アドバイスが受けれるとすれば体外受精中の人よりも、卒業した人からにお願いしたいぐらいだ。
ついでに親友の妊娠or出産方向も全然歓迎。
もしずっと言ってくれなかったとしたらそっちの方がよっぽど悲しい。(コスプレ年賀状とかはいらないけど。親友の子どもは可愛いと思う気持ちはもちろんある)
もしも誰も結果を出したという声が聞こえなくなったとしたら、その方が治療を続ける上でよっぽど不安である。
CLの患者さんだって回転数が多い方がいい。
(前は3ヶ月待ちだったのが5ヶ月になって今では半年以上…とかだとスタッフ数等の事情も可能性もあるけど、結果が出せない患者が多いということになるから)
卒業してった子の中には我が家では考えられないと思う移植回数(当然それに伴う費用も)の末結果を出した子もいる。
ブログでもTwitterでも治療が長かった子、苦労してた子には特に沢山のコメントが集まる。(長かった分仲間も増えるし)
でも、諦めずにやれば結果が妊娠できるんだなぁと希望が持てました。系のコメントには少々首をかしげてしまう。
そこはケースバイケースでしょ。
隣の人ができたからって私も同じようにいくとは限らない。
たくさんたくさんがんばってお金も時間も労力も使ったけど、妊娠に至らずにひっそり諦めた人もいないはずないからだ。
冷静に、医学的エビデンスのある情報と今の自分にできることだけを信じて毎日を過ごしたい。